もちろんスクワットは勃起力を高めてくれる効果はあると思います。
しかし37歳でEDを発症した重症EDだった私の場合、スクワット程度では何にも効果は感じられませんでした。
スクワットはEDの初期症状程度の方にはとても有効と言うのが正しい答えのような気がします。
ChatGPTに聞いてみたスクワットの効果についてはこんな感じで書かれていました。
「スクワットは、下半身の大きな筋肉群である大腿四頭筋、臀筋、ハムストリングスを鍛える運動です。これらの筋肉を鍛えることで、血流が促進され、骨盤周りの血管や神経の働きが改善します。勃起は、陰茎海綿体に血液が流れ込むことで起こりますが、血流が悪いと効果的な勃起が難しくなります。スクワットによる血流改善は、陰茎への血液供給を増やし、勃起機能の向上に繋がるため、EDの改善に効果的とされています。また、筋肉の強化はホルモンバランスを整えることにも寄与し、性欲やパフォーマンスの向上にも役立ちます。」
ももやお尻の筋肉を大きくさせて男性自身への血流を上げる効果はもちろんスクワットにあると思いますが・・・
勃起力に最も関係する筋肉は、骨盤底筋と呼ばれる尿道や肛門をギュッと締める時に時に使う筋肉(一般的にPC筋と言います)だと思うんですね。
ではこの骨盤底筋(PC筋)のトレーニング方法であるケーゲル体操について解説していきます。
ケーゲル体操って?
改めて骨盤底筋とは何かから入っていきます。
骨盤底筋とは
骨盤底筋は骨盤の底をハンモックのように支える筋群で、膀胱、直腸、前立腺などの内臓を支える役割を持っています。
男性では尿道や肛門周囲の筋肉を含み、勃起や射精、排尿コントロールに深く関与しています。
普段、自分ではほとんど意識したことの無い筋肉ですが、機能的には日常の姿勢維持や腹圧の調整にも貢献しているようです。
私の場合、この骨盤底筋を鍛えると気のせいか猫背が少し改善されたような気がしています。
骨盤底筋を鍛えるメリット
骨盤底筋を鍛えることで得られるメリットは多岐にわたります。
まず勃起力の改善が期待できます。
骨盤底筋は陰茎海綿体への血流保持に関与し、筋力が向上すると勃起の持続力や硬度が高まることが報告されています。さらに早漏の改善、射精コントロールの向上、尿失禁や頻尿の予防・改善にも効果的です。
地味な筋肉ですけど、知れば知るほど大きな@役割を持った筋肉であることがわかりますね。
年齢が上がった際に尿漏れなどが良く話題になりますが、この辺りへの改善予防へもつながりそうですよね。

これは女性の場合の骨盤底筋の位置を示した図解ですが、男性も同じですので場所を意識してみてください。
●出展 :Wacoal Body Bookよりhttps://www.bodybook.jp/article/162377.html
具体的なトレーニング方法
- 筋肉の確認:まずは排尿を途中で止めるときに使う筋肉を意識します(排尿中に止めることを習慣化するのは避け、確認だけに留める)。
肛門を締める感覚も同時に確認してください。 - 基本のケーゲル(アイソメトリック):息を吐きながら骨盤底筋をゆっくり5秒間収縮し、吸うときにゆっくり緩めます。
これを10回×朝晩。慣れたら収縮時間を10秒、回数を増やします。 - 速筋トレーニング(パワー系):速く強く締めて1秒で緩める運動を10〜20回繰り返すことで瞬発力を鍛え、射精コントロールに役立ちます。
多くのクリニックサイトなどでは早漏防止のトレーニングとして解説されています - 呼吸と姿勢:腹筋や臀筋に力を入れすぎないようリラックスして行い、立位・座位・仰向けなど姿勢を変えて実施すると実用性が上がります。

この図解は「福元メンズクリニック」からの引用ですが、このサイト、非常にわかりやすく男性機能改善について解説してくれていいます。
ケーゲル体操の基本です。
ケーゲル体操のおすすめYouTube動画
日本一わかりやすい性教育のしょご先生チャンネル登録者数 19.4万人
たった4分で【男性機能】を劇的にブチ上げるケーゲル体操<最新版>
Let’s ペニペニーの掛け声から始まるこの動画を上げてくれているしょご先生、フォロワーが19万人を超える人気Youtuberですが、男性、性機能について、真面目面白く解説してくれていますので定期的に見るとタメになります。
なんとも言えないギャグが織り混ざりながらも有益な情報を伝えてくれます。
【ED・中折れ改善】1日3分で根元から垂直上げ⤴︎硬度も高められる絶倫スクワットなんて言う動画も上がってますね。
まとめ
骨盤底筋(ケーゲル)は男性の勃起力、射精コントロール、排尿機能、姿勢・腰の安定に重要な役割を果たします。
日常的なケーゲル体操は勃起の質を高め、運動習慣や自己効力感を通じて男性ホルモンの好ましい環境作りにも貢献します。
簡単なトレーニングで始められるため、まずは筋肉の位置を確認し、無理なく継続することをおすすめします。
そういえば、ケーゲル体操の名前ですが、1940年代にこの運動を考案したアメリカの産婦人科医であるアーノルド・ケーゲル博士に由来するそうです。
当初は尿失禁の改善を目的に開発されましたが、後に骨盤底筋群を鍛える運動として性別や目的を問わず広まりました。
やはり尿漏れに強い改善効果もありそうですよね。
第二の心臓と言われるふくらはぎのトレーニング記事はこちら 〉
https://www.ed-yokunaru.com/exercise/



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